まさかずくんが旅立ちました
アルマのFacebookページのメインバナーの左端で凛々しい姿を披露している
パピヨンのまさかずくん(仮名 カリーノ)をご存知の方もいらっしゃると思います。
人懐こくて、スタッフにも「歌舞伎顔」「イケメン」「でかパピ」と可愛がられていました。
昨年の吉祥寺の譲渡会にも遊びにきてくれ、私に「覚えてるよ」と愛想を振ってくれました。
そのまさかずくんが、4月11日に空へ旅立ちました。
3月の楽しい家族旅行の後に思いがけず病気が発覚し、
里親様が専門医の受診予約をしていたのですがそれを待たずに虹の橋を渡りました。
まさかずくんは人の気持ちや場の空気を敏感に察して気を遣う子でした。
痛がりもせず、苦しむ姿も見せなかったまさかずくん。
「心配しないでいいよ、もう僕は充分だから行くね」と言うかのように
静かに息を引き取りました。まさかずくんらしい最期です。
荼毘に付される前に私もお別れをさせていただきましたが
綺麗でおだやかな表情はまるで眠っているようでした。
一家の主役を突然失った里親様とご両親様にはどんな慰めの言葉も役に立ちませんが、
まさかずくんがいかに賢くて、可愛い、特別な子だったかを
笑顔で、時に涙を浮かべながら、一緒にお話できたのは私にとって救いでした。
まさかずくんは、以前は恐らく外飼いされていたのでしょう。
保護時はフィラリア陽性で、背中の毛もごわごわでした。
里親様に家族として迎えられ、愛情と献身的なケアでフィラリアも陰転し、
毛も見違えるように柔らかくふわふわになりました。
まさかずくんを大切に、幸せにしてくださった里親様に心から感謝します。
ことあるごとにまさかずくんとの楽しい思い出を私にも分けてくださり、本当にありがとうございました。
まさかずくん、素晴らしい家族の一員になれて本当によかったね!
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