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2025年3月

2025年3月15日 (土)

チャロがお空へ旅立ちました

里親様から悲しいお知らせがありました。

チャロ(仮名タイタン)が、3月6日に亡くなりました。

以前より心臓を患っており、投薬治療をしていたそうですが、

最近急に悪化したそうです。

 

チャロは気丈な子ですから、最期まで頑張ったに違いありません。

偉かったね。ゆっくり休んでね。

 

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チャロは2015年にアルマにやってきました。

重度の疥癬で全身の毛が抜け落ちエリザベスカラーを付けたまま遺棄されました。

どれだけ辛かったことか。まだ1歳にも満たない子犬でした。

 

保護時の写真がここにあります:タイタン正式譲渡のご報告: Only わん

 

疥癬は人間にも移るので、しばらくは撫でであげることも抱っこも禁止でした。

触れるのは毎日のシャンプーの時のみ。タオルも都度廃棄でした。

 

治療中は触れ合うこともできず、サークルイン状態にするしかなく

申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが

チャロの生命力と頑張りと治療の甲斐あってどんどん回復していきました。

途中から毛が生えてきて本当に感動しました。

毛が生えそろった時には、「こんなに可愛い子だったんだねー」と

動物病院の先生、看護師さん、アルマのスタッフさんも驚いてました。

 

里親様はそれまで犬を飼った経験がありませんでしたが、

重篤な疥癬を罹患し、アレルギー傾向があるチャロのために、

シャンプーやトリミングなどのお手入れのレッスンを受けてくださったり

チャロに真摯に向き合ってくださる真面目な方で安心してお任せすることができました。

 

チャロはまだ若くて譲渡当時推定1歳でした。

里親様の小さなお子さんたちとともに成長していったチャロ。

ご家族にたくさん可愛がってもらって幸せだったね。

おばあちゃんっ子になってたなんて知らなかったよ!

里親様ご家族は、もっともっと一緒に過ごしたかったでしょうけど、

濃い9年と3か月だったはずです。

 

悲しみが癒えるまではまだまだ時間が必要だと思います。

それだけチャロを愛してくださった証です。

心から感謝を、そしてチャロの冥福をお祈りします。

チャロ、たくさんの学びと想い出をありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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