すーちゃん、おやすみなさい
かねてより闘病中だったすずらんちゃん(仮名:ジョリー)が
昨年12月19日に、おだやかに虹の橋を渡りました。
6月にがんで 余命3か月と宣告されながらも、
すーちゃん自身の生命力・頑張りと、里親A様の献身的なサポートで
かけがえのない時間を一日、一日大切に積み重ねていきました。
里親様は、延命だけを優先してすーちゃんを苦しめたくない、と
すーちゃんへ負担がかかる類いの治療はしないという選択をされました。
そのかわり、すーちゃんのQOLを最大限維持するためにつきっきりで介護されました。
すーちゃんもその想いに精一杯応えて、エネルギーが湧き出ていたのだと思います。
ハロウィンに里親様からいただいた動画のなかのすーちゃんは、
ご飯を想うように食べられないため瘠せてはいましたが
里親様と一緒にいるのがとても楽しそうで、颯爽と軽やかにお散歩していました。
もしかしたらクリスマスもお正月も迎えられるかもしれない、
と無責任な期待を抱いてしまうくらい、すーちゃんの生きる力を感じました。
2年4か月、里親A様ご夫妻のお姫様として大切に愛されたすーちゃん。
最期の瞬間まで寄り添ってもらい、幸せで心安らかだったに違いありません。
静かに穏やかに息を引き取ったそうです。A様の家族になれて本当によかったね。
天真爛漫、活発で甘えん坊でお利口でとても器量よしだったすーちゃん。
私が預かっていた時も、お散歩中に鳩を見つけると喜んでよく追いかけていました。
「ジョリーちゃんは羽がないから無理だよ」と窘めていましたが
いま、すーちゃんは鳩と一緒にお空を駆け回っているかもしれないですね。
すーちゃんの訃報を受け取ってから、なかなか気持ちが落ち着かず
ご報告まで時間を要してしまい申し訳ありません。
すーちゃん、よく頑張ったね。立派だったね。
私もたくさんの楽しい思い出をもらいました。ありがとうね。おやすみなさい。
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