カリーノとおじいちゃん

カリーノ、晴れてトライアルに旅立つため

私とここでの散歩ももう最後

お世話になった近所のみなさんにご挨拶せねば、

と思っていたのに寝坊してしまった最悪な私

毎朝散歩で会うおじいちゃんに挨拶できなかった…

とがっかりしていたら、午後の散歩で偶然遭遇できました

神様ありがとう！

カリーノが私のもとを離れトライアルに出る経緯を説明すると

おじいちゃんは

「なんだよ～、いなくなっちゃうのかよ。さびしいな」

「この子、今までの犬のなかでいちばん可愛いよな」

「あんたが今から飼うって申し込むことはできないのかい？」

「同じ種類の犬飼ってるあのおばさんにお願いできないかな？」

挙句に

「おまえ、道ちゃんと覚えてここに戻ってこいよ！」

とカリーノに言い聞かせる始末

でも、カリーノとの別れをここまで惜しんでくれるなんて

本当にありがたいし感激しました。

カリーノ、いつもなら興奮して飛び回るのに

今日はなぜだか落ち着いておじいちゃんに
長いことじゃれついていました

「この子別れをわかってるんじゃないか？」

っておじいちゃんは言ってたけど…どうかな～？